【サプリUSA 健康コラム 第1回】
サプリUSA健康コラムが今月から連載されることになりました。
このコラムでは健康に関する情報をアメリカ在住のサプリクリニック医師の出口先生に毎月執筆していただきます。
第1回は「魚オイル」のお話です。
第1回 魚オイル 2003年6月2日発行
「魚は体にいい、魚を食べよう」というフレーズ、皆さん本当によく耳にすると思います。
事実、心筋梗塞などの動脈硬化由来病気の予防効果や子供の脳の発達など、様々なメリットが報告されています。
欧米にくらべ、日本人は全体的に
動脈硬化が少ない(かった?)とか IQ
が高い事実から、
アメリカ人たちの中では魚やすしを食べることが動脈硬化予防にいいということで流行っているようです。
ところが、アメリカに住んでいる日本人にとっては少し問題があります。というのも、魚はたくさんあるものの日本並みの新鮮な刺身・魚をこちらで手にいれることはかなり困難なのです。
それに加え、2年程前FDA(アメリカの厚生省)が、
魚に混入する水銀のため、まぐろ・さわらなどの魚をあまりとりすぎないようにとの警告文を発表し、
また最近ではダイオキシン蓄積も問題になっています。これらのことは特に、妊婦さんには要注意だと思われます。
魚をたくさん摂ると、生まれてくる子供が賢くなると報告されているだけに困るところです。
ただ、いわしや鮭など寿命の短い魚には水銀などの重金属は蓄積しにくく比較的安全といわれています。
まあそんなこんなで、私自身も日本に住んでいた頃のように魚を摂りたいところなのですが、それが許されない状況におります。
そこで私は、魚をたべる代わりに魚から抽出したオイル(DHA)を摂るようにしています。
舌や胃袋は満足しないものの、少なくとも健康にはいいわけですので。
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もちろん魚そのものと魚のオイルは全く同じではないのですが、
うれしいことにここ数年、オイル(DHA・EPA含有)でも魚と同じような効果があることが証明されてきています。
選ぶ時には、DHAやEPAのオメガ3と呼ばれる不飽和脂肪酸が多く含まれるものを摂取するようにしましょう。
その他の不純物を多く含むものを摂取すると、悪玉コレステロールが上昇したりしてよくありません。
また、水銀を含む魚が原材料としている場合、魚オイルの抽出物にも水銀が混入する可能性があります。
水銀が含まれていないことを明記してあるものを選びましょう。
参考までに下に食品中のDHA、EPAの含有量を記しておきます。
ちなみにDHA強化食品(ビスケットや卵)中のDHA量はこれらに比べると非常に微量のことが多いので、
それらを摂っているから安心と錯覚しないようにしてください。
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