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【健康コラム 第14回】

このコラムでは健康に関する情報を
アメリカ在住でスクリプス研究所講師・サプリクリニック医師の出口先生に毎月執筆していただきます。

第14回は「子供にいいもの、悪いもの」のお話です。

 

第14回 「子供にいいもの、悪いもの」 2004年 4月2日発行

子育てをされているお母さん方は、「これは子供にいい」とか「これはやめとこう」とかといういろんな情報が氾濫していて大変だと思います。

最近では幼児にテレビをみせないということがうるさくいわれています。

たしかに幼児のころから一日に10時間以上テレビをみていると
ほとんど全員が親と目をあわせなくなったり精神的な発達に障害がでることが報告されています。
でも、1日10時間、起きている間のほとんどの時間をテレビと過ごしていれば無理もないでしょう。
ある報告では2時間以上で弊害があるともいわれ、2歳までの幼児にはテレビは見せないほうがいいともいわれています。
個人的な意見ですが、一概にテレビが見せることが悪いとは思いません。
「テレビを見せておけば子供がおとなしくて静かでいい」ということで
漠然とテレビをベビーシッター代わりにつかっていると、
それ以外の時間でもしっかり子供と相手をしなかったりしがちではないでしょうか?

テレビだけが原因ではなく、何が子供をテレビを見せさせることになったかが、
子供の言葉の遅れや対人関係の悪さを反映しているのではないかと思います。
いままで、2歳までの子供に、テレビをみせていたからといってあせる必要はありません。
子供と向き合う時間をしっかりとっていれば、テレビも使い方によってサプリメントになると思いますよ。

その他、魚を食べさせることも積極的に行われてきているようです。

これは魚に多く含まれるDHAなどの不飽和脂肪酸が頭の発達にいいといわれたことから、宣伝にも載って広まったようです。ただ、近年問題視されている水銀の混入の問題から
魚を積極的<にたべさせるをためらっておられるお母さん方も多いと思います。
さけやさんま、いわしなどの水銀の混入の可能性の少なく不飽和脂肪酸の豊富な魚や、
液体タイプの魚オイルなどを
摂らしてあげるといいでしょう。

そのほか、偏食が気になるならマルチビタミン剤も助けになるとおもいます。

私の子供時代、毎日幼稚園でくばってくれた肝油を楽しみにしていました。
肝油は各種ビタミンが含まれておりいいと思います。魚に含まれるDHAなども含まれているものもありますが、通常含有量自体は少ないのでご注意ください。

ただ、忘れないでください。食べ物をまんべんなくたべさせること、
偏食をなくすようにおいしいものを作ってあげてしっかり子供と向き合うこと、これが基本です。
単に情報に振り回されないようにしたいものですね。


 

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第1回  魚オイル     第2回  魚と水銀
 
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