【サプリUSA 健康コラム 第2回】
サプリUSA健康コラムが2003年6月から連載されることになりました。
このコラムでは健康に関する情報をアメリカ在住のサプリクリニック医師の出口先生に毎月執筆していただきます。
第2回は「魚と水銀」のお話です。
第2回 魚と水銀
2003年6月15日発行
前回「魚オイル」の話の中で魚への水銀の蓄積の問題をお話ししましたが、
ちょうど発行日に厚生労働省から妊婦さんはメカジキなどの大型の魚(海の中で長生きして大きくなる魚・動物)を
週2回以下にするようにと注意喚起がありました。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/06/s0603-3.html
この発表にはかなりの反響があったようで2日後にはかなりマイルドな声明となっています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/06/tp0605-1.html
いずれにせよ、消費者の方にはわかりにくい内容です。
アメリカの場合、アメリカでは同時に妊婦や出産可能な年齢の女性以外の方についても1ppm以上の水銀を含む魚を食べるのは週に約200gくらいに制限(水銀量として週2ppmまで)すべきといっています。さらに他の魚についても1週間に360g以上食べないようにと勧めています。
水銀含有濃度の平均値(下の表)から単純に計算すると
例1:カジキマグロ100gを週2回
例2:さわら80g週2回+銀だら80g週2回
例3:あまだい100g週1回、まぐろ100g 週1回、黒だら100g
週1回
くらいは食べられることになります。さけなどは水銀量だけを考えると週何回たべてもよさそうです。
ただ、これらはあくまでも水銀含有量の平均をもとにした話で、同じ種類でも個々の魚で含有量が大きく異なるのでややこしいところです。
前回でも触れましたが、魚に含まれるDHAと幼児・胎児の脳の発達との関連がとりただされているだけに、少なくとも妊婦さんは水銀含有量の少ない魚を摂取するか、魚オイルをサプリメントで摂取するかをおすすめします。
健康食品では前回お話した魚オイルのほかサメ軟骨なども水銀の混入に注意してください。
余談:
サメやイルカ、食べたことがないと思っていませんか?
サメはかまぼこの原料として、イルカは鯨として売られていることがあります。
皆さん、結構知らずに口にサメやイルカ、口にされていますよ。
追加(6月20日):6月17日に厚生労働省より水銀含有量の詳しい発表がありました。
アメリカと日本とでは水銀の許容量に関してかなり判断に差があります。
(日本での妊婦さんに対する警告がアメリカでは一般の人向けの警告)
安全性については皆さん、冷静に(?)判断してください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/06/tp0613.html
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