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【サプリUSA 健康コラム 第5回】

サプリUSA健康コラムが2003年6月から連載されることになりました。
このコラムでは健康に関する情報をアメリカ在住のサプリクリニック医師の出口先生に毎月執筆していただきます。

第5回は「マルチビタミン 」のお話です。  


第5回マルチビタミン 2003年8月1日日発行

サプリメントというとビタミン剤を思い浮かべる人も多いと思います。
アメリカでもビタミン剤を毎日摂取している方が非常に多くいます。本当に多くてびっくりしましたが、かかりつけの医師が結構すすめているからかもしれません。また、日本に比べると野菜の摂取量が極端に少なくビタミン剤を摂らないとビタミン不足に陥るのも不思議ではありません。
日本でも生活様式の欧米化やコンビニ弁当系の普及にともない野菜の摂取量の低下が顕著となっています。

ビタミンなどは食事で気をつけバランスよく摂るのがよいのですが、なかなか簡単にはいきません。知らず知らずにビタミン欠乏症になっており、疲れやすくなったり、風邪をひきやすくなったり、いらいらしやすくなったりと、様々な症状が出てくることがあります。

ビタミン剤を摂る際には脂溶性ビタミン(ビタミンA,D,E,K)を取り過ぎないようにしてください。過剰症をおこすことがあります。
日本製のビタミン剤は通常各成分を少量含むものが多く過剰症が起こることは少ないのですが、アメリカ製のものの中にはビタミンAやEが非常にたくさん含まれているものがあり注意が必要です。特に妊娠中の方はビタミンAの摂取過剰と胎児の奇形との関係が報告されているため注意してください。

では、ビタミンを食べ物からしっかり採っている人は、ビタミン剤をとってもかわらないのでしょうか?このことを、研究したひとたちがいます。その結果、これらの人たちもビタミン剤をとることで様々な症状が改善したり、血栓症の頻度が減少したりすることが報告され、普段ビタミン不足の人のみならず、十分摂っていると思われている人もビタミン摂取が有効ということがわかっています。

現在、保険診療の関係から健康維持・疾病予防目的でビタミン剤を病院で処方してもらうことは難しい状況です。購入は薬局・コンビニ・通販(インターネットを含む)などになるのですが、その種類は非常に多く選ぶ時にまよってしまいます。推奨1日摂取量が100%のものがいいというわけではなく、場合によっては1日摂取量の10倍ほど摂ったほうがいいものもあり、購入前にビタミンのことをよく理解している方にご相談されるほうがよいでしょう。また、ミネラルも含んでいる総合ビタミン・ミネラル剤が効率の面ではいいと思います。

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