【サプリUSA 健康コラム 第7回】
サプリUSA健康コラムが2003年6月から連載されることになりました。
このコラムでは健康に関する情報をアメリカ在住のサプリクリニック医師の出口先生に毎月執筆していただきます。
第7回は発癌物質アクリルアミドと食品」のお話です。
第7回 発癌物質アクリルアミドと食品 2003年9月1日発行
「でんぷんを揚げたり、焼いたりすると、アクリルアミド(acrylamide)という発ガン物質が形成される」
とスウェーデン政府の発表以来、その波紋が世界各国に広がりました。
具体的にはアクリルアミドが、ポテトチップには高い濃度で、
フレンチフライには中程度の濃度で、パンには低濃度で含まれているというものです。
英国食品基準庁(FSA)はアクリルアミドのようなDNAを傷つける可能性のある物質はできるだけ摂らないほうが無難といっています。
最近、農林水産省がほうじ茶や麦茶にもアクリルアミドがかなりの濃度で含まれていることを発表しました。
ただ、これらの量が将来本当に人の癌を発生させるかということは不明ながら
ほうじ茶や麦茶というと日常的に摂取する飲料製品だけに気になるところです。
ところが、アクリルアミドの混入は今に始まったものではなく昔からいろいろな食品に含まれており、
現在の癌の発生率はある程度アクリルアミド摂取の影響も折込済みと思われます。
アクリルアミドを摂ると普通より癌になりやすいというより、
癌にかかる可能性を平均よりへらすために、アクリルアミドを高い濃度含有する食品を減らすといったところでしょうか。
一般的に野菜や果物を多く摂取することで癌のリスクが減らせるため、
英国食品基準庁や厚生労働省は、バランスのよい食生活を心がけるようすすめています。
その他、適度な運動をするのもいでしょうし、
癌の発生を封じ込めるためにプロポリスや高麗人参などを摂取して自分の免疫力を高めるのもいいでしょう。
とにかく、アクリルアミドに対してあまり神経質になりすぎず、非常に高い濃度含まれているものを可能ならば避けるようにしたらいいでしょう。
ちなみに、同じお茶類でも緑茶、紅茶、ウーロン茶にはアクリルアミドはそれほど含まれていないようです。
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